進化し続ける霊園

お墓少し前まで愛する人が亡くなると弔いお墓を建立し埋葬するという流れは常識と言っていいほど当たり前の発想だった。
しかし今では火葬した後の選択肢が増え続け霊園の有りようも様々、利用する私たちのスタイルに合わせて選べるようになっている。
一般的なお墓を持つ事も自然葬と言われる樹木葬や散骨といった形に残すか残さないかまで自由になり、楽になった反面生きている内に死後の事をじっくりと考えなくてはならない時間も負担も増えたような気もする。

思えば昭和のはじめまで日本でも土葬が主流であり、昔話には姥捨て山なる少々恐ろしい話も出てくる。
現在火葬が主流になったのは衛生的観点や埋葬地の不足といったニーズに合わなくなってきた結果であり、その時代では快く思わなかった人も沢山いたことだろうと推察される。
いまや火葬は当たり前の事として受け入れられ遺骨と言う形代をどう扱うべきかについての論争が巻き起こっているわけだが、これもまた土地不足や後継者不足といったニーズに合わなく成って来た結果であるのだ。
ではこのニーズにどう霊園は答えて行くのだろう。土地や人という物理的なものが不足し始めた今、人々は遺骨を残すか残さないか選択し始めた。

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事実自然葬など目的に違いは様々あるが残さない選択をする人が増えている。火葬の型も今は遺骨を残すためにわざわざ手を入れているが、いずれは遺骨を残さない火葬という型が選ばれる時代が来るだろう。
その時、火葬場は霊園となり霊園そのものが墓標として多くの人が集う場所になるやも知れない。

進化する現代のお墓事情~墓地や霊園も進化しています